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# エッセイみたいな。 # 書評とか。

『数学セミナー』を読み始めた話

Ritsuki

2021/05/16

『数学セミナー』という雑誌がある。たぶん、わんみんの大学生向け講義の視聴者の方なら知ってる方も多い雑誌だと思う。

それを先月4月号から読み始めた。

昔、雑誌Newtonを毎月買って読んでいたことはあったのだが、去年くらいにやめてしまった。

やめた1番の理由としては、あまり数式が出てこないこと。

もちろん、Newtonの凄さは逆にそこにあって、理系単元のおもしろさを様々な人に届けたり、学びはじめの導入を楽しくしたりする点においては、とても優れていると思っている(何様)。

そういうこともあって、毎月読んでいたのだが、やっぱり数式で主張してくれるものがいいなと思って、(お金の節約のためにも)読むのをやめてしまった。(Newton編集部の方々には申し訳ない…)

で、しばらく、毎月読んでいる雑誌といえば、週刊少年ジャンプのONE PIECEくらいという状況が続いたのだが、ちょうど先月の4月にTwitterで数学セミナーの紹介が回ってきた。

数学セミナー自体の存在は前からもちろん知っていたし、本屋さんに行ったら、毎回立ち読みはしていたのだが、どうも購入意欲はあまり湧かなかった。

たぶん、それは連載中の記事ばかりで新規参入しようとなかなか思えなかったからだと思う。

やっぱり途中から読み始めるのは、(数学書は特に)ハードルが高い。

そんな中、Twitterで回ってきた数学セミナー4月号のタイトルは『なぜこの数学を学ぶのか』。そして、新連載続々スタート的な紹介が書いてあった。

もう、これは買うしかなかった。

これを逃せば、もう途中参入できないかもしれない。

ということで、本屋さんに行って、買って、読んだ。

なぜ学ぶのかという問いは言われ尽くされている感じもあったが、やっぱり本物の数学者の先生たちが語るその問いへの考察は沁みた。

新連載も面白かった。(個人的にハマったのは、パズル的な出題のページ)

それ以来、(それ以来といってもまだ2ヶ月しかたっていないんだけど)、数学セミナーは毎回買って読んでいる。

毎回、数学のネタ探しにもなるし、この定理、こういう捉え方するんだという発見に満ち満ちている。

特に6月号の特集は「数学史の質問箱」 早く読み進めたいので、このへんで、rooms書くのはやめることにする。

適当にまとめました。